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施設見聞録
<2004年49号(夏号)>
アルメタックス株式会社
  「健康」「快適」「環境共生」をキーワードに、住宅等のアルミサッシや意匠窓の開発・製造により、質の高い生活空間の創造に貢献し続けているアルメタックス株式会社。
 社名であるALMETAXは、アルミを中心に多目的なメタル(金属)を考えるという意味が込められており、さらにそれらを超えて未知なる「X」(未来)の創造に挑戦する企業であることを表しています。
 今回は、アルミサッシや窓ガラスによる「健康な生活空間の創造」にスポットを当てて、アルメタックスの商品と、その研究・製造過程をご紹介します。
主にアルミサッシの生産を担う、アルメタックス滋賀工場(左)と、アルミサッシの原材料を生産する栗東工場(右)
●温度ストレスを抑え、結露も防止するアルミサッシ
 ご存じの通り、住居内の熱は開口部から逃げやすいため、窓ガラスやサッシには高い気密性と断熱性が求められます。住宅メーカー等では複層ガラスを導入し、さらにアルミニウムに樹脂を埋め込むなどの技術を施したサッシが標準採用されるようになりました。
 アルメタックスでは、20年以上前から気密性、断熱性の技術をアメリカ、ヨーロッパなどから学び、今も気密性・水密性・風圧性などのさらなる向上を目指して実験・研究を続けています。
滋賀工場内の実験施設。この箱形の高温&低温室で内外の温度差やあらゆる湿度を設定して、結露などの断熱テストを行います。
滋賀工場内の小窓製造ライン。多品種、少量、短期納品の受注生産に対応できます。
●安心・安全な精神的「健康」な暮らしに、防犯サッシが一役
 近年の住宅には、高い防犯性能も必須です。侵入者の約70%が窓から侵入するというデータがあることから、アルメタックスは二重ロックサッシや複層合わせガラスなどの割れにくいガラスの採用など、早い段階から防犯サッシを取り入れてきました。現在は防犯ブザー付きのサッシを開発中で、その性能強化のため、研究を重ねています。
 防犯性能の高い住宅は、身体と財産を守ると同時に「安らぎ=心の健康」にも欠かせない要素ではないでしょうか。
サッシの防犯補強例。丸落とし錠(左)とワンタッチ錠(右)
防犯サッシの強度テストは、バールやハンマーなどいろいろな道具を使って、ガラス破りの所要時間などを計ります。(滋賀工場内)
●意匠窓のパイオニア。
 高機能・高性能の「窓」を開発し続けるアルメタックス
 そもそも、「窓」という概念は、明治以降に西洋風の住宅とともに日本に導入されました。その後、最近に至るまで「窓」といえば「引き違い窓」を意味し、1970年代半ば、アルメタックスによって「出窓」や「天窓」など西洋風の住宅に対応する窓が実現化しました。
 以来、アルメタックスは洋風窓のパイオニアとして、最新の高機能・高性能化を目指し、お客様に貢献し続けています。
住宅に通風と採光をもたらし、外観のアクセントとなる意匠窓の施工例。
 
室内空気環境対策として開発された、トイレ用換気扇内蔵アルミ断熱スイングサッシ。
●アルメタックス株式会社

〒531-6120 
大阪市北区大淀中1丁目1番30号 梅田スカイビルタワーイースト20階
TEL:06-6440-3838(代)
ホームページアドレス:
http://www.almetax.co.jp/
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