みなさんは「屋上緑化」というモノをご存知でしょうか？
これは無機質な屋上をまるで庭のようにしてしまうという新しいガーデニングスタイルです。大阪・上町にある東邦レオ本社内でも実験を兼ねて、屋上にさまざまな木や植物が植えられています。今や、趣味としての庭園プラス、二酸化炭素の削減や環境保護を目的にした「屋上緑化」が求められています。既に国をあげてのプロジェクトが進行していますが、東京都と兵庫県では「自然保護条例」を改正し、屋上緑化を義務付けています。また、自治体ごとに、屋上緑化を推進するための助成・優遇制度も進められています。 |
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●東邦レオ屋上緑化−1
時計回りに季節の花が咲くように配置されている本社ビルの屋上緑化。長期荷重にも耐えられるような設計になっている。 |
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●東邦レオ屋上緑化−2
現在は、屋上緑化とともに「壁面緑化」にも力を入れている東邦レオ。建物に日光が直接当たるのを防ぐ効果もある。 |
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| 屋上緑化にすることによって得られるメリットは、以下の通りです。まず、建物自体へのメリットとしては、「防水スラブの保護」「断熱効果」「省エネ効果」などがあります。環境としては、「空気浄化」「雨水の一時貯留」「ヒートアイランド現象の軽減」「微気象の緩和」など、生活空間としては、「癒しの効果」「収穫が楽しめる」などです。また、商業ビルでの屋上緑化では、「話題性や空間演出による集客効果」などが望めます。人々に快適性やうるおいを与えるだけではなく、環境や建物にもやさしい屋上緑化は、今、さまざまな分野から注目を集めており、一般家庭をはじめ、老人ホーム、公共施設、商業ビルなど、いろんな場所で取り入れられています。 |
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●マンション
大阪にある大規模マンション。駐車場や集会場の屋上、各階通路、バルコニーなど、あらゆるところに緑を配置。 |
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●個人住宅
屋上緑化にオプションのパーゴラを設置した個人住宅。より快適な空間をつくるために、ベンチ、ガーデンハウスなど、多彩なオプションを用意。 |
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●商業ビル
商業ビルの屋上に設けられた「屋上ガーデン」。こちらには、約2000種9100株の樹木や草花が植えられている。 |
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●老人ホーム
施設7階部分に屋上庭園が設けられている老人ホーム。施設に居ながらにして季節感が味わえる。 |
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| “屋上緑化に携わって20年”の東邦レオだからこそ持っているノウハウや改善するべき課題を武器に、長い年月をかけて、荷重を軽減するための軽量な土や資材の開発、そして、多くの機能をあわせ持った貯排水ボードなどの技術開発が進められてきました。その結果、多くの人たちに満足してもらい、喜んでもらえる空間を提供することができました。 |
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●エコグリーンマット
本物の芝生を屋上やテラスに導入するためにつくられた超軽量・超薄層の画期的な緑化システム「エコグリーンマットシステム」。 |
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●ビバソイル
屋上緑化をローコストで安全に・手軽に行うことを目的に開発された湿性多孔質な人口土壌「ビバソイル」。 |
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| 「豊かな国にするために」と、わき目もふらず前だけを見て、数十年間、先進国として上位をキープし続けてきた日本。ここへきて、「本当の意味での豊かな生活とはなにか？」…。そんな疑問を抱えはじめた今の日本への回答のひとつが、この「屋上緑化」なのかもしれません。 |
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