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9月20日（金）に京都にある「積水ハウス総合住宅研究所」内の技術研究所と納得工房を見学しました。
「一生涯を通して安全かつ快適な住まいとはどういったものなのか？」ということを深く考えさせられるこちらの研究所は、健住協会員の方なら見学がいつでも可能なので、今回参加できなかった方も一度じっくり体験してみるのもよいのではないでしょうか。
場所は近鉄京都線「高の原」駅から徒歩15分。テニスコートや公園に囲まれた並木道を抜けた、緑豊かなところにあります。
全てを見学しようとすれば2〜3日を要するという程、充実した施設を持つ「積水ハウス総合住宅研究所」では、2つのグループに分かれて、住まいに関する様々な説明を受けたり、体験をしたりしました。
構造実験場、人工気象室など30余りの先進施設からなる「技術研究所」は、主に住まいのハード面に関する施設です。こちらでは、実際に骨組みや外壁が所内に建てられており、あらゆる災害を人工的に起こし、住宅の強度を測る実験が日々行われているのですが、その研究風景を見学させてもらいました。
いろんな視点から住まいのソフト面を研究する「納得工房」では、視覚情報だけではなく、将来起こり得るであろう、老化や身体障害などを実際に体験したりして、将来を見越した住まい選びの大切さなどを勉強しました。特に、「目と耳の老化体験コーナー」や「車イス体験コーナー」などがある「生涯住宅ゾーン」で、手や足に強制ギプスを着け、足腰の老化やリュウマチがすすむと従来の家の造りではいかに不自由か、などのシミュレーションをしたのが印象的でした。ほかにも、ランプの種類により視能力の変化を体験する「照明シミュレーションコーナー」、家族のライフスタイルや目的に合わせたキッチン造りを追求する「テーマキッチン」など、大変興味深い研究が行われており、いろんなことを考えさせられながらも 実に楽しい時間を過ごすことができました。
■積水ハウスホームページ
http://www.sekisuihouse.com
■Web納得工房 http://www.sekisuihouse.co.jp/nattoku/index.html
TEL.0774-73-1105
★写真は納得工房で撮影したものです。 |
