| 更新日：2008年9月12日 |
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◇ 9月のおたより ◇ |
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9月になると猛暑と局地的な集中豪雨の夏は去り急に過ごしやすい秋の気配が忍び寄ってきました。
最近の異常気象は気象庁をも戸惑わせ、9月1日に気象庁が発表した今年の梅雨入りと梅雨明けの確定値は全国12地区のうちそれぞれ７地区で修正され、2週間の誤差が発生した地域もありました。
また、8月26〜31日の期間に中国、東海、関東、東北地方の各地で時間当たりの降雨量記録を更新し、想定外の水害を発生させた豪雨については「平成20年8月末豪雨」と命名されました。
本土は大雨なのに奄美や沖縄地区では日照り続きで顕著な少雨というチグハグさも記録されています。
秋は台風シーズンです。今年はまだ台風の上陸はありませんが、最近までは余り聞かなかった災害に繋がる竜巻やダウンバーストなどの突風現象はわが国でも結構発生するようになっており、7〜8月で56件もの事例が報告されています。
異常気象はIPCC（気象変動に関する政府間パネル）のレポートによるとExtreme event(極端な現象)と表現されていますが、地球温暖化に伴う現象と考えられ、温室効果ガス排出抑制のためのなお一層の努力が求められます。気象研究所が8月に公開した｢地球温暖化の基礎知識｣は地球シミュレーターによる今後の気象の変動に関する予測が載っていて大変参考になります。
KJKでは本年度の｢健康住宅アドバイザー試験｣を12月14日(日)に東京、名古屋、大阪、広島、福岡の5地区で一斉に実施します。受験の受付は9月16日から開始されますので、｢健康住宅｣に関心のある方は早速テキストの「健康住宅がわかる本」（書店でも発売中）を購入し、受験申込をして早めに自己研修を始めてください。申込要項は（ここ）をクリックしてください。
さきに5月度の事務局だよりで10月19日を｢住育の日｣と定め登録したことを紹介しましたが、KJKでは10月21日(火)に東京の池袋サンシャイン・ワールドインポートマートビルで「10月19日住育の日」記念健康住宅セミナーを開催します。講師は町田ひろ子先生（インテリアコーディネーターアカデミー7校の校長として教育活動を、また一級建築士事務所代表としてインテリア・プロダクト･環境デザインで活躍）と、早稲田大学教授の田辺新一先生（シックハウス問題や健康維持増進住宅などの国家プロジェクトに関わっており、この分野の第一人者）で、「住育」に関する最先端の講演と期待しています。
「住育」に興味のある方は早速予定に加えてください。 |
| 日本健康住宅協会 理事 吉田佐門 |
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