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研究委員会
 ●第4回成果発表会 第19回研究発表会 開催の報告
 

 5月25日(水)にパナソニック電工本社にて行われた第4回成果発表会は約60名の参加者があり、盛況を催しました。
 井原望部会長の司会のもと、はじめに有吉善則研究委員長より開会の辞が述べられ、引き続き伊久哲夫会長より会長挨拶を頂きました。

 次に山本完雄運営委員長より、奨励賞、功労賞の表彰が行われました。奨励賞は空気環境部会(「パラジクロロベンゼン含有防虫剤の使用による室内濃度への影響調査試験」)、水環境部会(「開栓直後の住戸給水栓に含まれる遊離残留塩素濃度はどれくらいか」)へ、功労賞は1995年から16年に渡り、長年当協会の環境生物部会・専門委員を引き受けて頂いていた橋本知幸先生へ送られました。

表彰式

 委員会報告では、研究委員会の取組内容と本部、広報委員会、事業委員会、全国支部会の昨年度の活動報告と今年度の活動計画が順に発表されました。その中で広報活動として健康フォーラム、事業活動としてビジネスモデルと室内空気質認証制度に取り組む事が発表されました。
 今年度の基調講演は近畿大学の岩前篤教授より「住まいと健康に関する最新情報」と題した講演を行っていただきました。断熱住宅の健康へ及ぼす影響について、興味深いデータとともに分かりやすくお話しをしていただきました。

基調講演

 第19回研究発表会では、防菌・防カビ(「住宅空間の清潔化のための天然系抗菌・防カビ剤の有効性評価」)、空気環境(「消臭剤等による悪臭成分の低減効果調査試験結果および空気環境部会の2010年活動報告」)、床下環境(「築1年を経過した住宅の床下における温湿度変化」)、水環境(「入浴時の浴槽水の水質変化に関する調査」)、音・振動環境(「日常騒音の睡眠への影響アンケート調査結果分析」)の5部会より研究発表が行われました。

 最後に安藤研治本部長より閉会の辞が述べられました。今年度も会員皆さま、および健康住宅普及活動にご尽力の皆さまのおかげで無事成果発表会を終えることができました。
 今後とも協会一同精進して参りたいと思います。