結露被害とは結露を放置して被害化させてしまう事である。結露は建物の断熱不足から発生するものだと決め付ける方も少なくない。しかし気密を高くすれば自然換気即ち漏気度合が低くなることで人為的に発生させてしまった水蒸気が室内に留まり、結果として飽和状態を超えて結露を招いてしまう。しかもその結露は今までの常識でもあった寒い冬の窓ガラスでなく、見えない押し入れの中や家具裏などで発生するから始末が悪い。もうひとつ問題がある。結露そのものはアレルゲンでも病気の原因菌でもない事で軽んじて放置する人が居る事である。ここではその様に結露を放置する人の心理にメスを入れており、タイプ別結露被害放置原因として纏めた。(下図参照)まずは己を知ってこの住まいの現代病の入り口でもある結露に前向きの対処を始めて欲しい。
縦軸には対応、横軸には気付を置き、その速度感の違いから4つのタイプに類推出来る。大切なのはどのタイプも結露の恐ろしさを見逃しており被害化させる要因を持ち合わせていることである。
つまり、この検定は次のような方々にお薦めです。
・子供の健康が気になる家庭の主婦
・将来のマイホームは健康に配慮した住宅を考えている方
・結露被害に関心がある学生
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