「環境」をパソコンの検索画面に打ち込んでエンターキィを叩けば0.11秒で約5億5,800万件がヒットします。同様に「健康」では19億8,000万件と驚く様な数値となります。また、昨年まで上位にあった福祉、長期優良化住宅、エコなどのヒット数をはるかに上回ります。これはこのふたつのキーワードが現時点で国策・ビジネスの指針であり、今最も有意義な世辞と云えます。健康住宅アドバイザーはこのふたつのキーワードを住環境に反映させる手立てを13章の分野で学べる"居住環境の公衆衛生学"と云えます。
従来、住環境の不具合は品質の欠落と考えられてきました。しかし近年では日進月歩で変化する性能技術に人の生活が追いつけない為の不具合や誤った使い方が原因の不具合も出ています。当協会ではその様な状態を住まい手の理解不足による「欠解住宅」と位置付けており、ここがこの資格の提唱範囲であると考えています。即ち健康住宅アドバイザーとは"人、住まい、地球の健康を創る"をテーマに居住環境の健康阻害要因を適切に診断し、適切な対処方法をアドバイス出来る人、「住まいのお医者さん」の様な役割です。

ビジネスや個人で使う名刺へ当協会の名前や健康住宅アドバイザー資格登録番号が記載出来ます。また、顔写真入りのカード型資格証を交付致しますので、アドバイスの際には提示する事より益々の信頼感が得られます。

空気質・結露・カビ・白蟻などのアドバイスをより分かり易くする表現出来る様に住まい手に簡易体験から資料提示またその説明などをコンパクトに纏めたミニイベントを用意しております。

登録番号を協会窓口へ申出て住環境の阻害要因の応答が出来ます。また必要な時には資料の用意や専門委員への相談も可能です。

定期的なメールマガジンの受信や各種イベント(講習会・見学会・論文コンテスト)に参加する事からアドバイザー知識の陳腐化を防ぎます。

上位資格として診断/測定士などが出来る健康住宅スペシャリストや講師/執筆などを担当する健康住宅ディレクターがあり、それぞれを生業とすることも可能です。


住環境の健康阻害要因を住まい手に定期的にお知らせする自動情報発信システムを利用してアドバイスが補強できます。ユビキタス社会に対応して携帯電話を受信端末としている事が特長です。

試験合格後に登録申請書に必要事項を記入して登録料(7,000円)と交付料(3,000円)を納めれば資格は生涯喪失する事はありません。交付申請は3年間毎に更新となりますが、60歳超で交付免除制度が適用され永久交付証の発行や特別の状況における交付期間免除制度も用意されております。