においの感じ方や人体への影響
におい物質の濃度と“におい”の感じ方の関係は?
においの濃度と感じ方
住宅内で代表される悪臭成分は種類によってにおいとして感じるときの濃度に差があります(Q5.およびQ11.参照)。また主要となるにおい成分が少なくなったらからといって必ずしもにおわなくなるとは限らず、今まで主要なにおい成分に隠れていたにおい成分が逆に出てきて違うにおいがするようになることもあります。これを逆手に利用したものが芳香剤です。(=「マスキング」:Q4.参照)
またにおいはその成分の量が50%減少しても、においの感じ方は10〜20%減少したくらいにしか感じず、90%減少して初めてにおいが半分になったと感じます。この関係をウェーバー・フェヒナーの法則と言います。
悪臭物質の濃度とにおいとして感じる強さとの関係