防虫剤について (※パラジクロロベンゼン含有防虫剤について)
多くのご家庭で衣類用防虫剤が使用されますが、その有効成分には、パラジクロロベンゼンやピレスロイド系、ナフタレン、しょう脳など様々なものがあります。その1つ、パラジクロロベンゼンについては、2003年厚生労働省から室内濃度の指針値1)が出されていますが、ご存じない方が多いようです。また実際に室内のパラジクロロベンゼン濃度を測定すると、指針値を超過していたケースが見られています。それでは、どういったことに気をつければ、室内濃度を低く保つことができるのか、日本健康住宅協会では2009年度、パラジクロロベンゼン含有防虫剤を対象に使用方法と室内濃度への影響について調査を行いました。
1)室内濃度の指針値:健康影響上、これ以下にすることが望ましい数値
パラジクロロベンゼン濃度指針値:240μg/m3(0.04ppm、25℃換算)
*両単位の換算は、25℃の場合による
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「パラジクロロベンゼン含有防虫剤の使用による室内濃度への影響調査試験結果報告書」