環境生物部会
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カーペットの使用期間と屋内塵性ダニ類の発生の関係調査 (1998年8月)
専門業者と一般の人によるカーペット掃除後のダニ残量調査(2000年8月1日)
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研究報告書
専門業者と一般の人によるカーペット掃除後のダニ残量調査。(2000年8月1日発行)
 カーペットは、ダニが生息し易い床材の一つである。特に屋内塵性ダニ類の死骸や糞、脱皮穀はアレルゲンとなって、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、喘息を引き起こしている。対策としては、感作されない程度までアレルゲンの量を減らしていくことしかない。これらを除去する手段としては、生活者自身が電気掃除機を使用する方法が最も一般的である。掃除の過程で塵が減っていけば、それに伴いダニ量も減少するからである。最近では、家庭でもエアコンやキッチン、窓ガラスなどの掃除を専門の業者に依頼することがあり、カーペットにおいては洗剤を塗布して水で洗浄する方法により汚れを除去しているようである。
 そこで、カーペットに対する掃除として、一般の人による電気掃除機を用いる方法と専門業者による湿式法を取りあげ、掃除後の塵及びダニ類の残量を調査し、ダニの除去性について比較検討した。