環境生物部会
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住宅の環境生物に関するアンケート調査報告書(1995年4月20日)
カーペットの使用期間と屋内塵性ダニ類の発生の関係調査 (1998年8月)
専門業者と一般の人によるカーペット掃除後のダニ残量調査(2000年8月1日)
住宅内の飛翔性昆虫の季節消長の調査(2003年6月2日)
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研究報告書
カーペットの使用期間と屋内塵性ダニ類の発生の関係調査。(1998年8月発行)
 近年、屋内塵性ダニ類による喘息や鼻炎といったアレルギー性疾患が問題となっている。その原因の一つとして、戦後人の居住空間や生活様式が変化してきて、ダニにとっても生息しやすい環境となったことが挙げられる。床材にはいろいろな種類のものがあるが、中でもカーペットは塵の完全な除去が容易でないため、生息するダニの数も多いとされている。本調査ではカーペットに注目して、塵のたまり方やダニの発生を経時的にとらえるものである。
 その結果、新しいカーペットを敷設して、通常の生活をおくっていると、約半年のうちにカーペットに蓄積する細塵の量が増加し、それに伴いダニ量も増加していくことが示唆された。