日本健康住宅TOP
 
 
 
 
 
 
 環境共生家学部会(床下環境部会)では、私たちを取り巻く生活環境の診断、改善を多角的な視点から研究しより快適な健康住宅の創造に貢献する為の活動を行っています。
 生活環境という広範囲なテーマを基軸にし特化したテーマとして建築物を例にとると建築物は、基礎、土台を基にして地面という自然の環境に接して実は建てられています。そして、自然というのは人間の予想し得ない様々な変化をしており、それが長い間には建物に悪影響を与える事もしばしばです。
 現代では建築構造は様々な工法がありますが、まだまだ日本での居住用建物の主流は木造住宅です。この木造で使用される“木”はとても丈夫でありながら一方ではとてもデリケートな材料です。日本人はこの木造住宅を長持ちさせるために様々な工夫を凝らしてきました。

  木は最適な環境に保つと百年でも持つ素材ですが、その環境のバランスが崩れると、生物劣化を招くことになります。生物劣化を起こすのは生き物です。生き物は人間の思うとおりに言う事を聞いてくれません。そして、生き物の代表は、“シロアリ”と“腐れ”です。そしてこれらの生き物が好きな環境はえてして床下に出来やすいものです。
 環境共生家学部会(床下環境部会)では、これらの生物による劣化を防ぎ、又は、シロアリなどをやっつける、事を健康な住宅への1テーマとして研究し、その成果を公表します。