防音室は気密性が良く換気がほとんど行われませんので必ず換気する必要があります。 また、建築基準法令により換気回数が0.5回/h以上の換気量を持つ換気設備を 設置する事が義務付けられています。設置する際は、有効換気量と部屋の面積より 計算し、必要に応じた個数を設置してください。 防音室での換気の場合は、必ず防音仕様の換気設備を使用してください。 防音仕様の換気設備にも大きく分けて2種類あります。 壁換気仕様と天井換気仕様です。 壁換気仕様は簡易防音室(遮音量35dB程度)に、 天井換気仕様は本格防音室(遮音量45dB程度)におすすめです。 天井換気は同時給排の換気扇で天井からダクト処理とするのが望ましく、 消音ダクトや消音チャンバーといった部材を併用する場合もあります。